永久のなかで瞬きが眠る


毎日が過ぎていくことが早くて、やっぱりついていけない。今年も彼岸花の季節がやってきて私が見つけた彼岸花の殆どが枯れていた。さびしくなる。

毎日が気を張って人の機嫌をうかがって過ぎていく。彼の仕事が再開して自分とは違う時間帯での仕事。そして時差。仕事の前や仕事中も電話をくれたり写真を送ってくれたりするけれど寂しいものは寂しい。LINEの返信が遅いだけで他に付き合ってる人がいるんじゃないか、と疑ってしまう始末。
言葉の壁は実感済みだけど更に追い討ちをかけてくる。近くにいることができたなら、どんなに良いだろう。
昨日も私の寂しさが積り、彼が電話をかけてくれたのに何も話せなかった。黙り込んでる私に " なずなは僕に怒ってる " と勘違いまでさせてしまった。
その後、ちゃんと仲直りというか勘違いさせてしまったことを謝り丸く収まったけど、こんなことが続くのが本当に嫌だ。できることならば、ずっと笑顔でいたいし、いつ襲ってくるか分からないような波も早くどこかに消えてほしい。

腕を切っていたことは伝えてあるけど精神科に通院して投薬していることまでは伝えていない。もちろん病名も。どんな反応をされるのか怖い。見捨てられるのが死ぬほど怖い。腕に傷があることは気にしていない、と言ってくれているけど、どこまで許されるかわからない。
こんなことなら、最初から付き合わないほうが良かったんじゃないかって思いはじめてる。でも、こんなことを考えるのも本心じゃないこともわかってる。ただただ寂しい。傷があったって構わないと自分を認めてくれただけで嬉しかったはずなのに、なんと傲慢なことか。求めすぎる自分に腹が立って仕方がない。

ここ最近は体調も良かったけど、寂しさが積もっているここ数日はリストカットを再開してしまいそうなほどに気持ち的にきつい。
ずっと一緒にいてほしい。見捨てないでほしい。
仕事なんてしなくていい。ずっと一緒にいて。
嫌いにならないで。同じ時間で生きて。
どこにもいかないで。寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい。

ねえ、その あいしてる は本当の気持ち?




錠剤を飲み干して夢の中

( 溶けてこのまま終われたら )